「夏になると競馬の的中率が落ちる・・・」
「夏競馬ではいつも勝てない・・・」
そんな悩みを抱える方も少なくないはずです。
一般的に夏競馬は予想が難しいと言われているため、夏の間は競馬を休むなんていう人も。
でもそれではもったいない!
夏競馬には夏競馬だけの攻略法があります。
春や秋とは違う視点で予想をすることで、的中率の大幅アップも見込めます。
夏競馬を制するために意識することや具体的な注目ポイントなど、夏競馬の攻略法5選をご紹介します。
夏競馬が開催されるローカル競馬場の特徴解説もありますので、ぜひ最後までお読みください。
春レースと夏レースの違いって何?
一般的に競馬が盛り上がるシーズンと言われているのは春と秋です。
春レースは4月~6月に開催されるレースで、中央競馬でのG1レースが多く開催されます。
春は競馬が最も面白くなるシーズンです。
一方、夏レースは7月~9月上旬に開催されるレースです。
地方競馬場6箇所のみでの開催になります。
中央競馬での開催がないためG1レースはありません。
春のG1レースに出た有力馬たちは、夏の間は秋レースに向けて休息するため、夏競馬には有名な競走馬はあまり出場しません。
実力が突出した馬が少ない分、順位予想が難しく荒れると言われています。
夏競馬5つの攻略法を知ろう
春や秋とは全く違う夏競馬。
「夏競馬は荒れるから難しい」
そんな風に言われることが多いですが、しっかりと攻略法を知って臨めば勝機はあります。
必ず知っておきたい夏競馬の攻略法は下記の5つです。
・調子のいい馬を見つけろ!
・パドックを必ず見る
・夏競馬が開催される馬場の特徴を掴む
・馬券の買い方はボックス買い
・前走の着順に惑わされない
では、それぞれを詳しく説明していきます。
調子のいい馬を見つけろ!!
夏競馬では調子のいい馬を狙うことが重要です。
夏は暑さや湿度の高さのせいで、体調を崩しやすいですよね。
それは人間だけでなく競走馬も同じです。
過酷な環境での出走にも耐えられる、コンディションの良い馬が強いと予想できます。
春の重賞レースに出走せず、夏競馬のために時間をかけて調教された馬は、疲労がたまっておらず体力があります。
競馬新聞に載っている調教師のコメントなどを参考にして、調子のいい馬を選ぶことが夏競馬攻略の第一のポイントです。
また、馬は基本的に暑さに弱い動物と言われていますが、暑さに強い馬もいます。
競馬の情報サイトで各競走馬の季節ごとの成績をチェックし、夏のレースに強い馬を見つけましょう。
パドックを必ず見る!
パドックでの馬の様子をチェックすることも大切です。
パドックでは出走馬の精神状態やその日の体調を見ることができます。
下を向いてやる気なさそうにしている馬は、地方への長時間の移動で本調子ではないか、もしくは暑さで弱っている可能性があります。
パドック内で気合や元気がたっぷりあって、尚且つレースへの集中力が感じられる馬には好走が期待できるでしょう。
夏競馬が開催される馬場の特徴を掴む
夏競馬のレースは、下記6つのローカル競馬場で開催されます。
・函館競馬場
・札幌競馬場
・福島競馬場
・新潟競馬場
・中京競馬場
・小倉競馬場
これらの競馬場の特徴をしっかりと把握し、出走する馬との相性に注目しましょう。
競馬場との相性が良い馬が勝てる馬である確率が高いと言えます。
予想を的中させるためにも、馬場の特徴を把握することは必須です。
それぞれの競馬場の特徴を紹介します。
函館競馬場の特徴
函館競馬場は夏競馬のみ開催する競馬場です。
開催期間は6月中旬~7月中旬、夏競馬は函館から始まります。
北海道は夏でも過ごしやすいので、暑さが苦手な競走馬も実力を発揮できます。
函館競馬場の大きな特徴は、直線距離が262mとJRAの競馬場の中で一番短いことです。
そのため、先行して走る逃げ馬が有利な競馬場です。
またコース全体で高低差が3.5mありアップダウンの多いコースです。
北海道にある競馬場の芝コースには寒冷地仕様として洋芝が使われています。
他の競馬場で使用されている野芝に比べて洋芝は傷みやすく、開催時期後半になるとコースがボコボコになってしまうことも。
そんな馬場のコンディションも苦にしないパワフルでスタミナのある競走馬を狙って予想するといいでしょう。
札幌競馬場の特徴
札幌競馬場も函館と同じく夏のみの開催で、開催期間は7月中旬~8月末です。
夏でも過ごしやすい気候の中で競馬が開催できる点や、芝コースに洋芝が使用されている点は函館競馬場と共通しています。
大きく違うのは、函館競馬場は高低差が大きいのに対して札幌競馬場はほぼ平坦なコースだという点です。
全体的に丸い作りのコースのため、直線距離は266.1mと短くなっています。
加えてコースが平らなので下り坂による加速が見込めず、後ろを走る差し馬には厳しいコースです。
ただし、開催後半になってくると馬場が荒れて、差し馬の活躍も見られます。
当日の馬場の状態にも注目して予想を立てることが攻略ポイントです。
福島競馬場の特徴
福島競馬場の特徴は、JRAの競馬場でもっとも小さなコースという点です。
高低差は大きくないもののコースに多少のアップダウンがあり、最後の直線は緩やかな坂になっています。
コンパクトなコースはカーブがきつくなる傾向がありますので、福島競馬場ではコーナリングの得意な馬が有利と言えるでしょう。
直線距離もそれほど長くないため基本的には逃げ馬が有利なコースです。
しかし、スパイラルカーブでの加速や最後の坂を利用して、後ろを走る馬が差すという場面も見られます。
福島競馬場での夏競馬開催期間は7月です。
新潟競馬場の特徴
新潟競馬場はコースの長さが大きな特徴の競馬場です。
芝・外回りの1周距離は日本最長で、直線距離は約659mもあります。
この直線の長さはJRAのすべての競馬場の中で一番です。
新潟競馬場の芝1000メートルは日本で唯一、カーブのない直線のみのコースとなります。
通常はどの馬もインコースを取ろうとするものですが、直線のみのコースでは芝の痛みが少ない方が良いため、一斉に外枠に向かって走るというおもしろい光景が見られます。
高低差はあまりなく、ほぼ平坦なコースです。
第4コーナーがスパイラルカーブになっていることや、直線距離が長いことから、後ろから走る差し馬に有利なコースです。
新潟競馬場での夏競馬は、8月開催です。
中京競馬場の特徴
中京競馬場は2012年に大きな改修・拡張工事を行い、1周距離・直線距離ともに延長されました。
中央競馬の代替コースとしても使用可能なほど立派な競馬場です。
中京競馬場では7月に夏競馬が開催されます。
芝コースの1周距離は1,706m、直線距離は412.5mと広いコースです。
また高低差が3.5mと大きくアップダウンがあることも中京競馬場の特徴で、直線部分には高低差約2mの坂があります。
中京競馬場は起伏が激しい上に地盤がゆるく馬場が荒れやすいということもあり、タフでハードなコースと言われています。
そのため、競馬場の特徴としては差し馬有利なコースですが、先行馬が粘り勝ちするという場面もよく見られます。
中京競馬場では、とにかくタフなコースを制するパワーと元気のある馬を選ぶことが必勝ポイントです。
小倉競馬場の特徴
夏競馬が8月に開催される小倉競馬場はJRAの競馬場の中で2番目に小さい競馬場です。
約3mの高低差がありますが、2コーナー以降、ゴールまで下りと平坦が続くという特徴があります。
ゴール前の直線が平坦なことから体力を消耗して失速しにくく、先行馬が有利なコースです。
また、コース幅が広いので複数のコースを取ることができます。
開催週によって使用するコースを使い分け、馬場の痛みが内側に集中しない工夫がされています。
その分、後ろから追い上げる差し馬は苦戦しがちなコースと言えます。
馬券はボックス買いがオススメ
夏競馬で馬券を買うときは、ボックス買いがおすすめです。
夏競馬にはG1級の有力馬ではなく、実力が均衡した競走馬が出走します。
そのため突出した実力をもつ馬が少なく、軸馬を決めにくいレースが多いのです。
有力馬がいればその馬を軸馬としてながし買いをしても良いのですが、軸馬を絞りにくい場合はボックス買いの方が安定して的中率アップが見込めます。
ボックス買いの場合は、選んだ馬すべての組み合わせの馬券を購入するので、軸馬を決めなくても選択した馬が1~2着または1~3着に入れば馬券は的中となります。
夏競馬では馬の能力が均等化する分、人気も割れるので配当が高めです。
ボックス買いは購入する馬券の点数が多くなるというデメリットがありますが、まずは少しでも的中率が上がる方法を選ぶことが夏競馬での勝ち方です。
前走の着順に惑わされない
夏競馬の予想をするときには、前レースの結果にあまりとらわれないようにしましょう。
夏競馬では実力に大きな差がない競走馬が出場します。
デビューして間もない2歳馬などは前走で1着になっても次のレースでは下位になることも稀ではありません。
夏競馬を攻略するためには、前走の着順よりも出走する馬のその日のコンディションや調教の状況を重視することをおすすめします。
夏の競馬場に持っていくと便利な物6選
夏の競馬場は非常に暑いです。
気温上昇による熱中症には十分気をつけてください。
そこで夏の競馬場に持っていくと便利な物6選を紹介します。
・日焼け止め
・帽子
・小型扇風機
・モバイルバッテリー
・冷感タオル
・折りたたみ椅子
日焼け止め
意外に忘れがちなのが日焼け止め。実は競馬場には屋根が少なく、基本的に外に出ると日光に直接照らされます。
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帽子
長時間外で過ごす場合、夏の日差しの暑さ対策や紫外線対策として帽子は非常に役立つグッズ。
風通しの良いメッシュタイプやUVカット等、必要な機能によって帽子を使い分けるとよいでしょう。
出かける時は日差しが強くなくても、時間がたてば日差しが強くなるケースもあるので、できるだけ帽子をかぶることをおすすめします。
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小型扇風機
夏の競馬場は思っている以上に熱く、風がない場合はサウナ状態になります。
普段から小型扇風機を使っている方も多いとは思いますが、競馬場に行く際は手で待つタイプではなく首にかけるタイプがオススメです。
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冷感タオル
手軽に冷却効果を得られるグッズとして注目されているのが、冷感タオルです。
冷感タオルは、ひんやりと冷たいタオルになっており、大きさも通常のタオルと変わりません。
手軽に持ち運ぶことができ、手軽に肌を冷却したり、首に巻いたりと様々な使い方ができます。
競馬場の水道で濡らせば、冷却効果が長く続くので、1枚あると便利です。
さらに以上に紹介した小型扇風機と併用するとさらに涼しくなます。
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折りたたみ椅子
競馬場は非常に広く、ベンチもたくさんあるため、休憩できる場所がありますが、レースを直接見ることができるようなスペースになると、席はほとんど埋まってしまいます。
そんなときにあるといいのが携帯できる折りたたみイスです。好きな場所に自分の本拠地を作ることができるため、最強に便利です。
夏競馬は芝部分でも下からの暑さを直に感じるため、折りたたみイスがあるかどうかで、競馬観戦の満足度が、マジで3倍くらい変わります。
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モバイルバッテリー
競馬場に行くとき絶対に欠かさないのがモバイルバッテリーです。
最近は、オッズをスマホで確認しますし、馬券もスマホで買います。
レースの時間が迫っている時は、時間もスマホで確認するので、スマホがないと競馬をほとんど競馬を楽しめなくなってしまいます。
また夏競馬では上記でも説明した小型扇風機の充電もできるのでモバイルバッテリーは必須です。
場合によっては2、3個持っていくといいでしょう。
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まとめ
夏競馬を制するための攻略法5選と夏競馬に持っていくと便利な物6選をご紹介しました。
夏競馬に勝つために意識すべきポイントは以下の通りです。
・競走馬のコンディションに注目し、パワーとスタミナのある馬を狙う
・開催競馬場の特徴をつかみ、相性のいい馬を狙う
・馬券はボックス買いで的中率を上げる
これらのことを頭に入れて、荒れると言われる夏競馬を制しましょう。
また夏競馬は暑さも天敵となります。
競馬場に行く際は暑さ対策も忘れずにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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