「競馬の歴代獲得賞金を知りたい」
「G1レースの獲得賞金を知りたい」
「世界でもっとも稼げたレースを知りたい」
このように思っている方も多いのではないでしょうか。
これまで日本の競馬界には、数々の名馬と呼ばれる競走馬がいました。
競走馬の活躍度を測るバロメーターとして気になるのが獲得賞金額です。
どの馬が最も多くの賞金を獲得した最強の競走馬なのか、1回のレースでどれくらいの賞金がもらえるのか、気になりますよね。
この記事では、『競馬の獲得賞金ランキングTOP15』と、『G1レースの賞金額』をご紹介します。
ランキング内に現役競走馬がいれば、今後の競馬予想の参考になるかもしれません。
ぜひ最後までお読みください。
- 日本馬歴代獲得賞金ランキングTOP15
- 【1位:アーモンドアイ 獲得賞金:19億1526万円】
- 【2位:キタサンブラック 獲得賞金:18億7684万円】
- 【3位:パンサラッサ 獲得賞金:18億4466万円】
- 【4位:テイエムオペラオー 獲得賞金:18億3518万円】
- 【5位:ジェンティルドンナ 獲得賞金:17億2603万円】
- 【6位:オルフェーヴル 獲得賞金:15億7621万円】
- 【7位:イクイノックス 獲得賞金:14億8918万円】
- 【8位:ブエナビスタ 獲得賞金:14億7886万円】
- 【9位:ディープインパクト 獲得賞金:14億5455万円】
- 【10位:ゴールドシップ 獲得賞金:13億9776万円】
- 【11位:ウオッカ 獲得賞金:13億3356万円】
- 【12位:ウシュバテソーロ 獲得賞金:12億1766万円】
- 【13位:リスグラシュー 獲得賞金:12億1720万100円】
- 【14位:クロノジェネシス 獲得賞金:12億473万円】
- 【15位:コントレイル 獲得賞金:11億9529万円】
- G1レースの賞金ランキングTOP3
- 世界最高獲得賞金
- まとめ
日本馬歴代獲得賞金ランキングTOP15
日本馬の歴代獲得賞金ランキングは下記の通りです。
1位:アーモンドアイ 19億1526万円
2位:キタサンブラック 18億7684万円
3位:パンサラッサ 18億4466万円
4位:テイエムオペラオー 18億3518万円
5位:ジェンティルドンナ 17億2603万円
6位:オルフェーヴル 15億7621万円
7位:イクイノックス 14億8918万円
8位:ブエナビスタ 14億7886万円
9位:ディープインパクト 14億5455万円
10位:ゴールドシップ 13億9776万円
11位:ウオッカ 13億3356万円
12位:ウシュバテソーロ 12億1766万円
13位:リスグラシュー 12億1720万円
14位:クロノジェネシス 12億473万円
15位:コントレイル 11億9529万円
それぞれ馬の特徴などを説明していきます。
【1位:アーモンドアイ 獲得賞金:19億1526万円】
生年月日:2015年3月10日
引退年:2020年
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
調教師:国枝栄
主戦騎手:C・ルメール
歴代最高額の賞金獲得競走馬はアーモンドアイです。
日本馬史上初にして唯一の芝G1レース9勝という記録を持っています。
引退レースとなった2020年のジャパンカップでは、その年の無敗の三冠馬であったコントレイル、デアリングタクトを封じ込めて、見事に有終の美を飾りました。
【2位:キタサンブラック 獲得賞金:18億7684万円】
生年月日:2012年3月10日
引退年:2017年
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
調教師:清水久詞
主戦騎手:武豊
歌手の北島三郎が馬主であることも有名なキタサンブラックが賞金ランキング2位です。
2015年の菊花賞でG1初勝利。
その後、天皇賞(春)を連覇、ジャパンカップ、有馬記念優勝など、G1レースで8勝しました。
抜群の安定感と、逃げも差しもできる器用さで大活躍した競走馬です。
【3位:パンサラッサ 獲得賞金:18億4466万円】
生年月日:2017年3月1日
父:ロードカナロア
母:ミスペンバリー
調教師:矢作芳人
主戦騎手:吉田豊
パンサラッサは、2017年生まれの現役競走馬です。
2023年に世界最高賞金を誇るサウジカップに出場し、日本調教馬として初めて優勝しました。
パンサラッサがこの1レースで獲得した賞金はなんと13億1865円です。
このまま順調に活躍すると、賞金ランキング1位になるのではないでしょうか。
【4位:テイエムオペラオー 獲得賞金:18億3518万円】
生年月日:1996年3月10日
引退年:2001年
父:オペラハウス
母:ワンスウエド
調教師:岩本市三
主戦騎手:和田竜二
賞金ランキング第4位はテイエムオペラオーです。
2000年には天皇賞(春・秋)・宝塚記念・ジャパンカップ・有馬記念のG1レース5勝を含む年間8戦8勝という驚異的な成績を達成しました。
テイエムオペラオーの総獲得賞金額は、2017年まで世界最高記録でした。
【5位:ジェンティルドンナ 獲得賞金:17億2603万円】
生年月日:2009年2月20日
引退年:2014年
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ
調教師:石坂正
主戦騎手:岩田康誠
名馬として有名なディープインパクトの産駒であるジェンティルドンナが賞金ランキング5位です。
2012年に史上4頭目の牡馬三冠を達成しました。
父・ディープインパクトも三冠馬であるため、日本競馬史上初の親子三冠となりました。
その後、史上初かつ唯一のジャパンカップ連覇を達成。
競走馬の「殿堂入り」に相当するJRA顕彰馬となりました。
【6位:オルフェーヴル 獲得賞金:15億7621万円】
生年月日:2008年5月14日
引退年:2013年
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
調教師:池江泰寿
主戦騎手:池添謙一
オルフェーヴルは、2011年に史上7頭目のクラシック三冠馬となりました。
後方から追い上げる天才的な走りと気性の荒さで「金色の暴君」とも呼ばれた競走馬です。
2012年・2013年にはフランス・凱旋門賞にも出場し、優勝は逃したものの2年連続2位という好成績を残しています。
【7位:イクイノックス 獲得賞金:14億8918万円】
生年月日:2019年3月23日
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
調教師:木村哲也
主戦騎手:C・ルメール
イクイノックスは、現役の競走馬ながら賞金ランキング7位に入る実力の持ち主です。
2022年にキタサンブラック産駒として初めてG1を制覇しました。
2022年の有馬記念、2023年の宝塚記念で優勝し、秋春グランプリ制覇を達成。
今一番勢いのある競走馬のうちの一頭と言えるでしょう。
【8位:ブエナビスタ 獲得賞金:14億7886万円】
生年月日:2006年3月14日
引退年:2011年
父:スペシャルウィーク
母:ビワハイジ
調教師:松田博資
主戦騎手:岩田康誠
賞金ランキング8位はG1レース6勝を挙げた牝馬、ブエナビスタです。
2008年から2011年にかけて4年連続で世代の最優秀牝馬を獲得、JRA賞も4年連続獲得という偉業を成し遂げています。
牡馬相手にも果敢に挑んでいく姿に、多くのファンが元気づけられ熱狂しました。
【9位:ディープインパクト 獲得賞金:14億5455万円】
生年月日:2002年3月15日
引退年:2006年
父:サンデーサイレンス
母:ウィンドインハーヘア
調教師:池江泰郎
主戦騎手:武豊
歴史的名馬と言われるディープインパクトが賞金ランキング9位です。
競馬はよく知らなくても、ディープインパクトの名前は知っている人も多いのではないでしょうか。
素晴らしい身体の柔軟性から、空を飛ぶような走りと言われるほど速い競走馬でした。
中央競馬クラシック三冠を無敗で成し遂げ、14戦12勝という驚異的な成績を残しました。
【10位:ゴールドシップ 獲得賞金:13億9776万円】
生年月日:2009年3月6日
引退年:2015年
父:ステイゴールド
母:ポイントフラッグ
調教師:須貝尚介
主戦騎手:内田博幸
10位のゴールドシップは6位のオルフェーヴルと兄弟馬です。
兄と似た気性の荒さから、豪快なレースぶりが愛されました。
G1レース6勝を含む通算13勝を挙げ、2012年にはJRA賞最優秀3歳牡馬になりました。
【11位:ウオッカ 獲得賞金:13億3356万円】
生年月日:2004年4月4日
引退年:2010年
父:タニノギムレット
母:タニノシスター
調教師:角居勝彦
主戦騎手:武豊
ウオッカは牝馬として64年ぶりに日本ダービーで優勝するなど、歴史的名牝馬と呼ばれる活躍で賞金ランキング11位に入っています。
2008年・2009年には2年連続でJRA賞年度代表馬に選ばれ、2011年には殿堂入りも果たしました。
【12位:ウシュバテソーロ 獲得賞金:12億1766万円】
生年月日:2017年3月4日
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
調教師:高木登
主戦騎手:横山和生
現役で活躍しているウシュバテソーロが賞金ランキング12位です。
デビュー後、芝のレースでなかなか勝てませんでした。
しかしダートに転向すると圧倒的な強さを見せ、ダート最強馬と言われています。
世界で2番目に賞金が高いドバイワールドカップで日本馬として初優勝し、賞金9億4000万円を獲得しました。
【13位:リスグラシュー 獲得賞金:12億1720万100円】
生年月日:2014年1月18日
引退年:2019年
父:ハーツクライ
母:リリサイド
調教師:矢作芳人
主戦騎手:ダミアン・レーン
リスグラシューは4歳になってからG1初勝利し、4つのG1レースを制覇しました。
2019年には牝馬初の春秋グランプリ制覇という偉業を達成した馬です。
その年のJRA賞年度代表馬にも選ばれました。
【14位:クロノジェネシス 獲得賞金:12億473万円】
生年月日:2016年3月6日
引退年:2021年
父:バゴ
母:クロノジスト
調教師:斉藤崇史
主戦騎手:北村友一
クロノジェネシスは通算成績17戦8勝、春秋グランプリ3連覇を達成した競走馬です。
凱旋門賞やドバイシーマクラシックなど、海外でのレースにも挑戦しました。
2020年にはJRA賞特別賞を受賞しています。
【15位:コントレイル 獲得賞金:11億9529万円】
生年月日:2017年4月1日
引退年:2021年
父:ディープインパクト
母:ロードクロサイト
調教師:矢作芳人
主戦騎手:福永祐一
名馬・ディープインパクトの産駒であるコントレイルは、史上3頭目の無敗でのクラシック三冠馬です。
父・ディープインパクトも無敗三冠馬なので、世界初の親子で無敗クラシック三冠馬という偉業を達成しました。
G1レースの賞金ランキングTOP3
億単位の賞金を稼ぐ競走馬ですが、1回のレースではどれくらいの賞金がもらえるのでしょうか。
競馬で一番格の高いG1レースでの賞金ランキングTOP3は下記の通りです。
・ジャパンカップ
・有馬記念
・日本ダービー
ではそれぞれを詳しくご紹介します。
第1位 ジャパンカップ(5億円)
日本で最も賞金が高いレースはジャパンカップで、その金額は5億円です。
ジャパンカップは1981年に創設された日本初の国際招待G1レースで、毎年11月下旬に東京競馬場で開催されます。
国際競馬統括機関連盟が公表した格付けランキングで日本1位になったこともある格式の高いレースです。
第1位 有馬記念(5億円)
有馬記念も賞金額5億円のレースでジャパンカップと同率1位です。
毎年12月下旬に中山競馬場で開催されます。
年末の風物詩として、ボーナスで馬券を買う人も多いのではないでしょうか。
ファン投票で出走馬を選出するユニークな方式も人気の理由です。
第3位 日本ダービー(3億円)
日本のG1レース賞金ランキング第3位は日本ダービーです。
優勝した競走馬には賞金3億円が授与されます。
5月末に東京競馬場で開催される3歳馬限定のG1で、競馬の祭典とも言われるレースです。
レースの正式名称は「東京優駿」ですが、一般的には副称の日本ダービーとして知られています。
世界最高獲得賞金
世界最高額の賞金獲得馬は、香港のゴールデンシックスティです。
獲得した賞金額は日本円に換算すると約25億7000万円。
続いて、2位はオーストラリアのウィンクスの約21億2400万円、3位はアメリカのアロゲートの約19億2000万円です。
日本で賞金ランキング1位のアーモンドアイは、世界ランキングでは4位になります。
まとめ
ここまで日本競馬での獲得賞金ランキングをご紹介しました。
15位までの馬がすべて10億円以上稼いでいるとは驚きですよね。
今後、現役で強い競走馬が登場すると、ランキングに変動があるかもしれません。
そんな点にも注目すると競馬がますます楽しくなるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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