【都市伝説】複勝ころがし最強説を検証してみた！！

「複勝のころがしをやってみたい」
「少ない資金で競馬を楽しみたい」
「複勝ころがしで利益を出す方法を知りたい」

複勝ころがしは、ローリスクハイリターンを狙える買い方です。

しかし、複勝ころがしにはデメリットもあります。

この記事では、複勝ころがしのポイントや注意点を解説します。

複勝ころがしのメリットとデメリットを把握したうえで、実践するかどうかを判断してください。

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複勝ころがしって何？ 

複勝ころがしとは・・・

「ころがし」は競馬用語のため、複勝以外の馬券にも使われます。

配当は低いものの的中率が高い複勝は、「ころがし」に適しているのです。

的中を繰り返し、転がしていけば、複利効果を狙えます。

例えば1,000円でスタートして複勝オッズ3倍を3回転がすと、1,000円→3,000円→9,000円→27,000円と1,000円が27倍に増加します。

これが複勝ころがしの魅力です。

しかし数回勝てても、実際は次に全額賭けて儲けを出すには、かなりの勇気と覚悟が必要です。

複勝ころがしのメリット・デメリット

複勝ころがしを実践する前に、メリットとデメリットを把握しておきましょう。

メリット

複勝ころがしのメリットは「ローリスクハイリターンを期待できる」ことです。

一般的に的中率が高い券種は配当が低く、ローリスクローリターンとなります。

ですが的中率が低い券種は配当が高いため、ハイリスクハイリターンになりやすいです。

しかし複勝ころがしであれば、ローリスクとハイリターンの両立が可能になります。

複勝馬券は的中率が高く、的中が続けば高配当が期待できるからです。

また複勝ころがしを実践すると、競馬を長く楽しめる上に、払い戻しが増えていく快感も味わえます。

2回目以降は前回の配当を資金に回すため、コストを抑えやすいのもメリットです。

デメリット

複勝ころがしのデメリット1つ目は、外れたときに積み上げた利益を全て失うことです。

複勝ころがしは、自分が決めた最後のレースまで的中を繰り返さなければなりません。

2つ目のデメリットは、ある程度勝ち続けないと利益がほとんど出ないことです。

一般的に複勝は的中率が高いものの配当が低い券種なので、1度や2度の勝ちではローリスクローリターンになります。

複勝ころがしのポイント4選

複勝ころがしで大きく稼ぐには、配当を高めつつ勝ち続ける必要があります。

複勝ころがしのポイント4選をご紹介します。

辞めどころをしっかり決める

複勝ころがしのポイント1つ目は、はじめに辞めどころをしっかり決めておくことです。

辞めどころを決めておかないと、外すまで賭け続けてしまうからです。

おすすめの辞めどころは多くの払い戻しを獲得した時ですが、金額ベースの「配当が○○円超えたら」でも、回数ベースの「○○回連続で勝ったら」でも構いません。

オッズ層の1番人気が連続して複勝圏内に入る確率は、以下の通りです。

単勝オッズ1.0〜1.9の、1番人気馬での複勝ころがしの最適解は3〜4回でしょう。

無駄なレースを買わない

複勝ころがしの2つ目のポイントは、無駄なレースを買わないことです。

複勝馬券の控除率は20％なので、1回複勝馬券を購入すれば20％控除されます。

複勝ころがしは、転がせば転がすほど回収率を上げにくくなります。

複勝ころがしで利益を出していくためには、無駄撃ちしないことが重要です。

不安要素があるレースは見送り、自信のあるレースだけで勝負しましょう。

ころがしを1日で完結させず、いいレースが来るまで何週間でも待つ根気が必要です。

自信のある馬だけで勝負する

的中率が大事な複勝ころがしは、自信のある馬だけで勝負しましょう。

高確率で3着以内に来る、安定感のある馬を見極めることが重要です。

詰めが甘く勝ちきれていなくとも、いつも3着以内に入るタイプの馬を選びましょう。

しかし過去の戦績だけを見て馬券を購入するのは、オススメできません。

G1常勝馬が、休み明けに惨敗するケースが多々あるからです。

能力が上位で調教状態が良い馬を見極めましょう。

また、上位人気馬よりも実績が上の中穴馬は期待値が高くなりやすいため、複勝狙いに最適です。

しかし調教状態が良い馬より、不安要素のある馬のほうが見つけやすいです。

上記のような馬は、凡走のリスクが高いため購入は控えましょう。

オッズで決めない

複勝ころがし4つ目のポイントは、オッズで決めないことです。

オッズは払い戻される金額の倍率であり、馬の人気を図るバロメーターでもあります。

つまり、オッズが低い馬ほど人気が高いです。

1番人気は3着以内に入る可能性も高く的中率は上がりますが、1番人気でも複勝圏内に入り続けるのは難しいです。

オッズ=勝ちやすい馬であって、オッズ=勝率ではありません。

複勝ころがしで馬券を購入する際に、オッズだけで決めるのは危険です。

【検証】実際に複勝ころがしをするとどうなる？

複勝は最も当たりやすい馬券です。

中でも、1番人気馬の複勝は高確率で的中が見込めます。

1番人気が連続して複勝圏内に入る確率を参考に4回ころがすと決め、1番人気馬だけで複勝ころがしを実践したら？

結果は、以下の通りでした。

検証1レース目

2023年11月4日(土)東京競馬場 サラ系2歳未勝利

1Rから1番人気馬で複勝ころがしを検証していきましょう。

結果は下記の通りです。

回収率(％)＝払戻金÷購入金×100で計算すると、複勝ころがしの回収率は146％です。

ちなみに、5Rで1番人気のバンビーノデオーロ(オッズ1.9)の結果は5着でした。

検証2レース目

6Rから再度1番人気馬で複勝ころがしを検証していきましょう。

今回も、4回ころがします。

8Rで一番人気のテーオーソクラテスは6着だったため、回収率は0になりました。

1番人気のオッズが3.1であることから、このレースは見送るべきだったと分かります。

まとめ

複勝ころがしは、ローリスクハイリターンを期待できる馬券です。

しかし複勝ころがしが外れたときは、積み上げた全ての利益を失うデメリットがあります。

複勝ころがしを成功させるための注意点は下記4点です。

これらをしっかり守って勝負しましょう。

また、的中率を上げるためには、不安要素があるレースを見送る勇気も必要です。