【2024年最新版】ドバイワールドカップデー完全解剖!日本の注目馬も参戦

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ドバイ 競馬

「ドバイワールドカップについて詳しく知りたい」
「日本からドバイの競馬を視聴できるの?」
「2024年のドバイ競馬に日本から出走する馬を知りたい」

昨年も日本馬が活躍したドバイワールドカップに関心を高めている方も多くいらっしゃると思います。

今回は2024年ドバイワールドカップについて詳しく解説していきたいと思います。

ドバイでは馬券の発売は行われていませんが、ブックメーカーによる馬券の購入やJRAのインターネット投票などが盛んです。

ドバイを制するものは競馬を制すると言われるほど。

ドバイの競馬について詳しく知りたい競馬ファンは、ぜひ最後まで読んでくださいね。

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ドバイの競馬について

ドバイ 競馬

ドバイでは、毎年3月下旬の土曜日にメイダン競馬場ドバイワールドカップデーが開催されています。

2024年は3月30日(土)に開催予定です。

ドバイワールドカップデーの賞金総額は、12万米ドル(約17億8000万円)です。

各レースにより賞金額は異なりますが、ドバイワールドカップの賞金額がもっとも高額で、1着は696万米ドル(約10億3,264万円)、2着は240万米ドル(約3億5,560万円)です。

※1ドル=149円で換算

賞金が高額なうえ、日本の有名馬も多く出走することから日本でもドバイ競馬は人気があります。

2023年は日本から27頭が6競走に参加しました。

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2024年ドバイワールドカップデーに出走予定の日本馬

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2024年ドバイワールドカップデーに出走予定の日本馬は、以下の5頭です。

・ドウデュース
・ナミュール
・ウシュバテソーロ
・リバティアイランド
・ブレイディヴェーグ

それぞれ解説していきます。

ドウデュース

2023年の有馬記念で武豊騎手とともに劇的な復活を遂げたドウデュースが、ドバイワールドカップデーに出走予定です。

昨年はドウデュースにとって、不運の年でした。

天皇賞・秋は、当日の5レース終了後に武豊騎手が騎乗馬に右足を蹴られて負傷。

直前で戸崎騎手に乗り替わるアクシデントもあり、7着という無念の結果に。

続くジャパンCも4着に沈み、有馬記念で武豊騎手が手綱を取ってV。

2歳時の朝日杯FS、3歳時の日本ダービーに次ぐ、GI3勝目を遂げたドウデュース。

昨年のドバイターフは、右前肢跛行のため出走取消となったこともあり、ドウデュースのドバイ出走には期待が高まります。

ナミュール

昨年のマイルCSを制したナミュールがドバイ・ターフに出走予定です。

マイルチャンピオンシップで優勝した牝馬は、当時それまで6頭しかおらず、さらに当日乗り替わりでGIを優勝したのは、グレード制導入後以降で史上初のことでした。

2023年は富士ステークス、2022年のチューリップ賞も制した実力馬です。

初の海外遠征だった前走の香港マイルでは3着に入っており、ドバイでのさらなる活躍が期待されます。

ウシュバテソーロ

昨年のGIドバイワールドカップを制し、2023年度JRA賞で特別賞を受賞したウシュバテソーロの出走が予定されています。

ウシュバテソーロについては、年内引退をオーナーが発表しました。

またオーナーは、JRAのGIをまだ取ったことがないため、東京大賞典で締めくくりたいと話しています。

その前に、昨年のドバイでスタートからフィニッシュまで他馬を寄せつけなかったウシュバテソーロにはドバイ連覇も期待されます。

リバティアイランド

2023年度JRA賞の最優秀3歳牝馬に選ばれたリバティアイランドが、ドバイ・シーマクラシックで初めての海外遠征に挑みます。

昨年牝馬3冠を達成し、ジャパンCで負けたとはいえ、イクイノックスとの2強対決は記憶に新しいところです。

レースごとに立ち回りを磨き続けるリバティアイランド。

日本が誇る現役最強牝馬の世界での活躍が楽しみです。

ブレイディヴェーグ

昨年のエリザベス女王杯で、初挑戦にして初制覇を果たしたブレイディヴェーグが、ドバイ・ターフGIに挑みます。

キャリア5戦目での古馬GI勝利は、イクイノックスと並ぶJRAレコード記録。

初の海外挑戦となる鞍上は引き続きクリストフ・ルメール騎手が務めます。

ルメール騎手が「アーモンドアイ級のポテンシャルは秘めている馬」と語るブレイディヴェーグの躍進に期待が高まります。

ドバイワールドカップデー攻略法

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ドバイワールドカップデー攻略法について解説していきます。

・逃げ・先行に注目
・短距離は差し・追い込みも有り
・外枠の先行馬はやや不利

1つずつ見ていきましょう。

逃げ・先行に注目

逃げ・先行が有利になるのは、ダート2000メートルで行われるドバイワールドカップ。

先行力とスピードの持続力が問われるコースともいえます。

短距離は差し・追い込みも有り

短距離1200メートルで行われるドバイゴールデンシャヒーンでは、キックバック(砂の跳ね返り)が多く、差し・追い込みは前進気勢が削がれやすいと予想されます。

ただし、短距離はワンターン(コーナー2回)である分、差しが利きやすい印象。

2021年の2、3着馬は追い込み馬でした。

外枠の先行馬はやや不利

芝2410メートルで争われるドバイシーマクラシックは、スタンド前からの発走で、最初のコーナーまではおよそ250メートルほどしかありません。

多頭数の場合は外枠の逃げ・先行馬はやや不利といえます。

ドバイワールドカップの馬券購入方法

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JRAで海外競馬の勝馬投票券が購入できます。

ネット投票は、JRAの電話・インターネット投票会員である「即PAT会員」または「A-PAT会員」に加入済みであれば購入可能。

PC・スマートフォン・携帯電話等を利用した「インターネット投票」限定で購入できます。

未加入の方は、即日加入できる即PAT会員への加入が必要です。

UMACA会員は、UMACAスマートまたは、競馬場、ウインズのUMACA投票機で購入できます。

即PATとは? 即PAT はじめての方へ 電話・インターネット投票 JRA

ドバイワールドカップデー

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ドバイワールドカップデーにメイダン競技場で開催される4つのGIレースをご紹介します。

・ドバイゴールデンシャヒーン
・ドバイターフ
・ドバイシーマクラシック
・ドバイワールドカップ

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ドバイゴールデンシャヒーン

ドバイゴールデンシャヒーンは、2002年に国際GIに昇格し、ダート1200メートルで行われます。

日本国内ではJBCスプリント以外のGIが施行されていないダート短距離という条件のため日本馬の参戦は多くありません。

2019年に、武豊騎手が騎乗したマテラスカイが2着に入っています。

コースの特徴

メイダン競馬場のダート1200メートルは向正面からのスタートで、最初のコーナーまではおよそ350メートル。

コーナーは3コーナーと4コーナーの2つだけで、いわゆるワンターンのコース設定。

基本的にはアメリカのダート戦と同じようなイメージで先行有利。

キックバック(砂の跳ね返り)が多く、差し、追い込み勢は前進気勢が削がれやすいのが特徴です。

ドバイターフ

ドバイターフは2002年に国際GIに昇格し、芝1800メートルで行われます。

ドバイワールドカップデーの中でも、日本馬の活躍が目立つレースです。

日本調教馬はこれまで6勝しています。

コースの特徴

芝1800メートルは、2コーナー奥に伸びるシュート(引き込み線)からの発走。

最初のコーナーまでには十分な距離があることもあり、ゲート順の有利不利は少ないのが特徴です。

実力がストレートに反映されるコース設定となっています。

ドバイシーマクラシック

ドバイシーマクラシックは2002年に国際GIに昇格し、芝2410メートルで行われます。

日本調教馬はこれまで5勝しています。

コースの特徴

芝2410メートルはスタンド前からの発走で、最初のコーナーまではおよそ250メートルしかないのが特徴。

長距離戦であるものの、多頭数になった場合は、外枠の逃げ・先行馬はやや不利と予想されます。

芝コースの幅員は30メートルで、フルゲートは仮柵が何メートルあるかによって異なりますが、仮柵なしの場合は16頭に設定されています。

ドバイワールドカップ

ドバイワールドカップは、ドバイワールドカップカーニバルのメイン競走で、当時の世界最高額の賞金を誇る競走として、1995年にシェイク・モハメドによって創設されました。

2011年にはヴィクトワールピサが日本調教馬として初めて優勝。

トランセンドも2着となり、日本調教馬のワンツーフィニッシュが話題となりました。

また、2023年には日本馬が過半数を占める8頭の出走の中、ウシュバテソーロが優勝しています。

コースの特徴

ダート2000メートルはスタンド前からの発走で、最初のコーナーまではおよそ300メートルとなっています。

ダート2000メートルの傾向としては先行馬が有利という印象。

アメリカのダートレースと同じく、キックバック(砂の跳ね返り)が多いため、後方待機勢は立ち回りが難しくなると予想されます。

ドバイワールドカップデーを視聴する方法

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ドバイワールドカップデーを視聴する方法を2つご紹介します。

・現地観戦
・ネット視聴

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現地観戦

2024年3月30日(土) 、メイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップを現地観戦するには、添乗員付きツアーが安心です。

ドバイワールドカップツアーは、

  • JTB
  • 阪急交通社
  • HIS

などの大手旅行社が観戦チケット・送迎・観光付で発売しています。

5日〜7日の日程で、費用は300,000〜500,000円です。

ネット視聴

グリーンチャンネルWebで、無料視聴できます。

視聴には、サイトの【新規会員登録】よりメールアドレスなどを登録し、無料の会員登録が必要です。

なお、地上波ではフジテレビ系列全国ネットで放送されます。

↓グリーンチャンネル

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ドバイで活躍した日本競走馬

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ドバイで活躍した日本競走馬は、以下の7頭です。

・ウシュバテソーロ
・ヴィクトワールピサ
・イクイノックス
・シャフリヤール
・ジェンティルドンナ
・パンサラッサ
・アーモンドアイ

ウシュバテソーロ

ウシュバテソーロは、2023年メインレースのドバイ・ワールドカップ(ダート2000メートル)を制しました。

レースではスタートから最後方に控え、4コーナーから直線で追い込んで勝利。

日本馬では2011年のヴィクトワールピサに次いで、12年ぶり史上2頭目。

ダート開催では日本馬初の勝利でした。

ヴィクトワールピサ

ヴィクトワールピサは、2011年のドバイワールドカップで優勝。

日本馬では初めてとなる快挙でした。

スタートでは行き脚がつかず、最後方からの競馬となるも、向正面で一気に進出し、逃げるトランセンドの外側の2番手につけたのです。

そして直線残り300メートル付近で先頭に立つと、そのまま押し切りました。

ミルコ・デムーロ騎手は初参戦にして初勝利となり、馬上で涙を見せる場面もありました。

イクイノックス

イクイノックスは、初の海外戦となる2023年のドバイシーマクラシックで圧勝しました。

レースがスタートすると、好スタートから初めてハナを切って先陣を切り、最後の直線に入っても楽な手応えで、ムチを入れることなく他馬を突き放したのです。

レコードタイムは、従来のレコードを1秒も縮める2:25.65。

世界最強馬イクイノックスとクリストフ・ルメール騎手が残した生涯成績は10戦8勝。

シャフリヤール

ディープインパクトを父にもつシャフリヤールは、2022年のドバイシーマクラシックで、日本ダービー馬で初めて海外GIを制覇しました。

翌年の同レースは5着で見せ場を作れなかったものの、3年連続の出走を目指してGIドバイシーマクラシックの予備登録が行われました。

ジェンティルドンナ

ジェンティルドンナは、2013年のドバイシーマクラシックでは無念の2着でしたが、翌年、同じドバイシーマクラシックを制しました。

これまで3頭しか成し遂げられなかった牝馬三冠の座。

周囲の馬に囲まれ、目を覆いたくなった不利な位置から、信じられない末脚を披露したのです。

GI7勝で獲得賞金額が歴代2位となり、2度の年度代表馬に選出されました。

イタリア語で貴婦人の意味をもつジェンティルドンナは、歴史に残る牝馬として名を記しました。

パンサラッサ

パンサラッサは、2022年にドバイターフでロードノースと同着Vとなり、歴史に残る大激戦を制しました。

また、パンサラッサは「1分50秒で13億円稼いだ」日本馬として話題になりました。

パンサラッサは、世界最高賞金レースのサウジカップで1着賞金1000万ドル(13億1865万円)を稼いだのです。

ドバイターフでGIの頂を制した半年後の天皇賞では、1000メートルを57秒4で飛ばして24年前の伝説を再現しました。

アーモンドアイ

アーモンドアイは、2019年のドバイターフで世界デビュー戦を快勝しました。

1着賞金360万ドル(約3億9900万円)を獲得。

クリストフ・ルメール騎手が「初めての海外も初めてのナイターも大丈夫。ほぼパーフェクト」と事前インタビューで話したとおりの結果となりました。

2400メートルを2分20秒6という前例のないタイムで走り抜けたアーモンドアイに、世界中の名ホースマンが関心を寄せました。

まとめ

毎年世界各地の実力馬が参戦するドバイワールドカップデーについてお伝えしました。

今まで日本からも多くの実力馬が参戦し、活躍しました。

2024年も名だたる名馬が出走予定です。

2023年に活躍したドウデュースやリバティアイランドも出走予定で、多くのファンからも期待を寄せられています。

大きな盛り上がりを見せているドバイワールドカップデーは、日本からの視聴・馬券の購入も可能です。

2024年のドバイワールドカップデーは大いに盛り上がること間違いなしです。

これを機に、海外競馬に挑戦すると競馬の価値観を広げるきっかけになるかもしれませんね。

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