競馬ファン必見!1番人気馬の勝率と活用する戦略

競馬の豆知識
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競馬 人気馬

「人気馬の勝率ってどのくらい?」
「ローリスクの人気馬で確実に儲けたい」
「人気馬を予想にどう活用すればいいの?」

競馬はギャンブルですが、勝負するからには負けたくありませんよね。

1番人気なら、配当は少なめでも、確実に資金が増やせそうと思う人は多いでしょう。

しかし、安易に人気馬を選んではいけないのです。

この記事では、人気馬を選ぶポイント歴代の人気馬をご紹介します。

人気馬を知ることで、選ぶポイントがわかるので、是非最後まで読んでくださいね。

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単勝1番人気の勝率

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中央競馬の18頭立てレースで単勝1番人気の馬の勝率は32.8%です。

3着以内に来る確率、つまり複勝率は63.8%

1番人気の馬を購入すると、確率的には3レース中1レースは当たることになります。

言い換えれば、3レースに2回は外れるということです。

人気勝率(%)複勝率(%)単勝回収率(%)複勝回収率(%)
132.863.87883
219.052.78085
313.342.68285
49.232.07878
57.526.98480
65.521.18080
73.816.37477
83.113.58985
92.210.37479
101.28.05380
111.36.08072
120.94.25963
130.73.26863
140.01.8053
150.21.44549
160.11.32458
170.00.6031
180.00.7036

中央競馬と地方競馬の平均勝率も見ていきましょう。

・中央競馬の平均勝率
・地方競馬の平均勝率

中央競馬の平均勝率

2020年度の中央競馬における1番人気の平均勝率31.1%です。

各競馬場ごとの1着の勝率は次の通りになりました。

競馬場名勝率(%)
札幌35
函館32
福島27
新潟32
東京31
中山31
中京30
京都32
阪神32
小倉29

地方競馬の平均勝率

地方競馬全体の1番人気の平均勝率43%です。

競馬場名勝率(%)
ばんえい35
門別45
盛岡42
水沢46
浦和47
船橋40
大井35
川崎35
金沢45
笠松50
名古屋51
園田46
高知46
佐賀50

1番人気は意外と信頼性が低い

前述のとおり、1番人気は意外と信頼性が低いことがわかりました。

1番人気を軸にする場合は、1番人気の馬について詳しく調べなくてはなりません。

1番人気の見極め方と1番人気を外すポイントが重要になります。

1番人気を軸にする場合の見極め方3選

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1番人気を軸馬にする場合の見極め方3選について、解説します。

・脚質が「逃げ」「先行」
・内枠
・騎手

1つずつ解説していきます。

脚質が「逃げ」「先行」

競馬は、前を走る馬が基本的に有利といえます。

後ろに位置する馬が前に出るためには、大外から回っていく必要があるからです。

名馬のなかには、後方からごぼう抜きするような馬もいますが、そのような卓越した能力を持つ馬は稀にしか現れません。

前に位置どりする馬は馬群の影響を受けにくく、先頭からの距離も近いです。

1番人気が逃げ馬1頭であれば、「逃げ」「先行」を軸に組み立てましょう。

内枠

次にチェックすべきは、スタート枠です。

競馬はトラック競技のため、スタートは横一直線になります。

そのためスタートから第1コーナーまでの距離はどの枠を走るかによって異なるのです。

内側の馬は走る距離が短いのでスタミナのロスが少なくすみます。

逃げ馬で大枠外の場合は、かなりの距離を走らなければなりません。

距離によっては、先頭に立てない可能性があります。

1番人気が逃げ馬で外枠の場合は、軸にするのはおすすめできません。

騎手

1番人気に騎乗する騎手もチェックしましょう。

1番人気には、当然のことながら、多額のお金が賭けられています。

稀に、あまり実績のない騎手が1番人気に騎乗することがあるので、その場合は注意が必要です。

あまり実績のない騎手は、プレッシャーに押しつぶされる可能性があるからです。

1番人気に騎乗する騎手の経験年数や実績を確認しましょう。

1番人気騎乗時の主な騎手成績(2022年)

騎手名1着2着3着着外勝率連対率複勝率
伊藤工真223028.657.1100.0
北沢伸也650150.091.791.7
松若風馬743438.961.177.8
M.デムーロ2315121535.458.576.9
川田将雄10254328936.856.367.9
ルメール7240256735.854.967.2
武豊2623133526.850.563.9
菅原明良22863232.444.152.9

引用元:SAPIA

 1番人気を外す時のポイント

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逆に、1番人気を外す時のポイントは次の3つです。

・ハンデ戦
・不良馬場
・ローテーションが短い

ハンデ戦

ハンデ戦での1番人気はあてになりません。

ハンデ戦とは、JRAが指定する特定のレースの名称で、馬の実績などをもとに、騎手の負担重量に意図的に差をつけるレースです。

意図的な差をつけることで、レースは混戦になり、もし他の馬よりも負担重量が重くても勝てる馬がいれば、それは本当に強い馬といえます。

中央競馬では、1年間におよそ200戦のレースがハンデ戦として行われています。

ただし、G1においては、ハンデ戦は存在しません。

ハンデ戦に出走する馬の中で地力があり、人気も集中する馬には重いハンデが課されています。

下位人気の馬と大きな差がない状態になり、結果的に下位人気の馬が軽いハンデを活かし勝利する例は少なくありません。

ハンデの存在が、レースの展開について考える上で予想を難しくしています。

不良馬場

不良馬場で行われるレースでは、1番人気は外す以前に、見送るのが賢明でしょう。

馬場状態は、良、稍重、重、不良の4段階に分かれます。

最も馬場状態の悪いときが、不良馬場です。

「良」を基本状態として含水率で、馬場状態を判断していきます。

不良馬場は、最も水分を含んでいる状態です。

不良馬場においては、馬体重の重い馬は不利になります。

馬体重の重い馬、跳びが大きいため、不良馬場が苦手です。

脚が滑りやすく踏ん張りがきかない状態で、跳びが大きいと前のめりになってしまい力を発揮できません。

逆に不良馬場で有利になるのは、内枠の先行馬です。

内枠でロスなく走るのが、好走のポイントになります。

馬場状態が悪い不良馬場では、消耗戦となるため、スタミナをいかに温存するかが重要です。

ロスなく回るためには、前にいる必要があり、差しや追い込みだと、外を回らされるケースが多くなります。

不良馬場のときは、ロスなく回ることができる逃げ・先行馬が狙い目です。

逃げ馬は前に馬がいないので泥を被ることがなく、精神的にも有利になります。

とはいえ、不良馬場は荒れる傾向にあることは間違いないため、見送ったほうが無難です。

ローテーションが短い

1番人気が前走からのローテーションが短い場合は注意が必要です。

一般的に競走馬は月1回程度のペースでレースに出走します。

それぐらい休ませてあげないと、疲れで怪我をしたり、ストレスから病気になったりすることが経験則でわかっているからです。

前走から1か月未満の場合は、疲れが残っていて、本来の実力が発揮できない場合があります。

歴代の人気馬TOP5

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歴代の人気馬TOP5は、次の通りです。

馬名生年月日性別毛色競走成績獲得賞金
ディープインパクト2002年3月25日鹿毛14戦12勝14億5455万1000円
オルフェーブル2008年5月14日栗毛21戦12勝15億7621万3000円
トウカイテイオー1988年4月20日鹿毛12戦9勝6億2563万3500円
オグリキャップ1985年3月27日芦毛32戦22勝9億1251万2000円
ゴールドシップ2009年3月6日芦毛28戦13勝13億9776万7000円

ディープインパクト

2002年、北海道勇払郡早来町(現在の安平町)のノーザンファームで誕生。

2004年にデビューし、2005年と2006年の年度代表馬に選出されました。

通算成績14戦12勝。国内で敗れたレースは2005年の有馬記念のみ

デビューから11レース連続で1番人気になるなど、社会現象を巻き起こした競走馬として知られています。

2008年には、殿堂入りも果たしました。

主戦ジョッキーとして騎乗し、勝利を共にした武豊騎手は、「ボクにとって、本当に特別な馬。空を飛ぶような走りはボクしか知りません」と話しています。

種牡馬としても5頭のダービー馬を輩出しましたが、2019年に骨折により急死。

主な勝ち鞍

・2005年  皐月賞(G1)
・2005年  日本ダービー(G1)
・2005年  菊花賞(G1)
・2006年  天皇賞(春)(G1)
・2006年  宝塚記念(G1)
・2006年  ジャパンカップ(G1)
・2006年  有馬記念(G1)

JRA賞

・2005年  年度代表馬
・2005年  最優秀3歳牡馬
・2006年  年度代表馬
・2006年  最優秀4歳以上牡馬

オルフェーブル

2008年に社台コーポレーション白老ファームで生まれたオルフェーヴル。

オルフェーヴルは2歳夏の新馬戦を快勝するも、入線後に鞍上を振り落として放馬。

気性の激しさから「金色の暴君」などの愛称で知られました。

2011年に史上7頭目となるクラシック三冠を制し、同年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀3歳牡馬に選出されました。

有馬記念を引退レースに据えると、主戦の池添騎手を背にうっ憤を晴らすかのような8馬身差での圧勝。

異次元の強さをファンの目に焼き付けて有終の美を飾りました。

現在は、北海道勇払郡にある社台スタリオンステーションにて繋養されています。

初年度産駒からラッキーライラックとエポカドーロがG1ホースになるなど活躍。

2023年度の種付料は350万円と発表されています。

主な勝ち鞍

・2011年  皐月賞
・2011年  日本ダービー
・2011年  菊花賞
・2011年  有馬記念
・2012年  宝塚記念
・2013年  有馬記念

JRA賞

2011年  年度代表馬

トウカイテイオー

1987年に種牡馬生活をスタートさせた無敗の三冠馬シンボリルドルフ

その初年度産駒として誕生したのがトウカイテイオーでした。

4馬身ちぎる圧勝デビューを飾ったトウカイテイオーは、その後もシクラメンS、若駒S、若葉Sと勝利を重ねます。

無敗のダービー制覇を成し遂げました。

しかし、日本ダービーのレース中に骨折していたことが判明。

長きの休養を強いられることに。

トウカイテイオ-は、競走馬生活を通じて怪我に苦しむ期間が長くありました。

ラストランとなった1993年の有馬記念は1年ぶりの復帰戦で、最後の直線でビワハヤヒデとの一騎打ちを制して、感動の逆転勝利はファンを魅了しました。

中363日という常識はずれの復活劇でした。

主な勝ち鞍

・1991年  皐月賞(G1)
・1991年  日本ダービー(G1)
・1992年  ジャパンカップ(G1)
・1993年  有馬記念(G1)

JRA賞

・1991年  年度代表馬 
・1991年  最優秀3歳牡馬 
・1991年  最優秀父内国産馬
・1993年  特別賞

オグリキャップ

オグリキャップは、日本の競馬史上もっとも多くのファンに愛された馬といえます。

競馬に女性ファンを呼び込んだアイドルホースです。

ぬいぐるみが大ヒットするなど、競馬を知らない子どもたちからも愛されました。

スーパークリーク、イナリワンとともに「平成三強」と呼ばれたオグリキャップの通算成績は、32戦22勝

6歳で最優秀5歳以上牡馬と年度代表馬に選出されました。

オグリキャップの脚質は先行と差しの間のようなタイプでした。

展開に左右されにくいタイプなので、それが安定した成績に繋がったといえます。

また、オグリキャップの最大の特徴は勝負根性です。

目の前を走る馬を追いかけていく姿勢は、いくつもの名勝負を生み、多くのファンを興奮させました。

中山競馬場でのラストランに、涙を流したファンは少なくありませんでした。

最後のレースを見届けようと集まった人は、17万人以上

オグリキャップの単勝馬券は、換金せずに記念として残しているファンも多かったようです。

競走馬引退後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となりました。

しかし、産駒から中央競馬の重賞優勝馬を出すことができず、2007年に種牡馬を引退。 

種牡馬引退後は同施設で功労馬として繋養されていましたが、2010年7月3日に右後肢脛骨を骨折したため、安楽死の処置が執られました。

主な勝ち鞍

・1988年  有馬記念(G1)
・1989年  マイルチャンピオンシップ(G1)
・1990年  安田記念(G1)
・1990年  有馬記念(G1)

JRA賞

・1988年  最優秀3歳牡馬
・1989年  特別賞
・1990年  年度代表馬
・1990年  最優秀4歳以上牡馬

ゴールドシップ

ゴールドシップは、「気まぐれ」「破天荒」と称される際立つ個性で人気を博しました。

2009年に北海道・日高町の出口牧場で誕生しました。

父ステイゴールドに母の父メジロマックイーンの“黄金配合”による賜物。

2歳7月の新馬戦をレコードで勝ち上がると、3歳初戦の共同通信杯は好位差しの完ぺきなレース運びで重賞初制覇。

ゴールドシップのG1レース通算6勝は歴代でも屈指の実績。

誰もが認める実力を秘めながら、発揮するかは気分次第でファンや関係者を振り回し、それでも愛される稀有な存在でした。

主な勝ち鞍

・2012年  皐月賞(G1)
・2012年  菊花賞(G1)
・2012年  有馬記念(G1)
・2013年  宝塚記念(G1)
・2014年  宝塚記念(G1)
・2015年  天皇賞(春)(G1)

JRA賞

2012年  最優秀3歳牡馬

まとめ

1番人気の勝率、1番人気を軸にする場合の見極め方と1番人気を外すポイントについて解説しました。

競馬を予想するうえで、1番人気の単勝勝率は30%ほどであり、過信は禁物であることがわかりました。

また、予想紙やメディアの情報に流されるのもよくありません。

的中率や回収率を上げるのであれば、自分の目でしっかりと見極めながら、競馬の醍醐味を味わいましょう。

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